大原氏の経歴と経営方針について
日本最大手ディスカウントストアといえばドンキホーテホールディングス。5万点のアイテムを売り、深夜まで営業しているというとても便利なお店です。マスコットのペンギンキャラクターや店先で流れるテーマ曲も知らない人はもはやかなり少なくなってきているのではないでしょうか。そのドンキホーテの社長が2015年安田氏から大原孝治氏に引き継がれました。そこから勢いが止まることもなく、去年の2017年には400店舗を達成、2020年500店舗達成へのついに手が届くところまで躍進を続けているのがドンキホーテです。しかし大原孝治氏とはどのような人物なのでしょうか。
大原孝治氏は1993年にドンキホーテドンキホーテホールディングスに入社。府中店の売り場担当をしていきながらその手腕が認められ、その後の3店舗の立ち上げの店長を任せられます。そして1995年には取締役第2営業本部長に就任、2005年には取締役社長就任、そして2015年7月にCEOに就任しました。
異例の出世を経て1社員から社長に一挙に上り詰めたのです。特に大原氏はインタビューなどでよく言うことは「顧客最優先主義」です。主語は常にお客様であり、お客様の目線に立って経営方針を決めていくべきだということです。また時代に伴って変化が続いて行くのでそれに素早く対応していくことだということです。私たちは得てして自分のやり方にこだわりを持ってしまいなかなか捨てることが出来なくなってしまい時代の変化に追いつけなくなって低迷を続けてしまうというパターンがよくありますが、大原氏はそういった状況に陥らないように常に意識的に顧客最優先主義古典主義を掲げています。